中国との 観光ビザ 優遇措置に異議あり　　　読者の声　　 費府の飛行士　　　　　　　　2024_12_30 　　中国との観光ビザ優遇措置 アメリカに行けない 岩屋外相が中国に行き中国からの観光客へのビザの最長期間を 10年に延長することを約束してきたことが問題になっている。 逆に中国内ではこれで 「日本の高度の医療を安い健康保険で受けられる期間が長くなった」 と喜ばれているらしい。 まるで観光ビザで日本の 医療制度を利用（悪用）することが目的のように聞こえる。 観光ビザでの滞在期間の最長は 15日、30日、90日の短期滞在者の筈。 逆に日本で国民保険に加入できる （これもおかしいがここでは無視）外国人は 90日以内の滞在の短期滞在者ではなく それ以上の滞在予定があり、住民届を提出していることが要件になっている筈。 それ故、短期滞在者として最長 90日間しか滞在が認められていない外国人が日本の国民年金に加入し 日本の医療制度を利用 （悪用）することはできないのではないかとの疑問が起きた。 さらに調べると抜け穴を利用する彼らが得意な 抜け穴 が用意 （？）されていた。 通常であれば短期滞在資格者の滞在期間の延長はできないことになっているが、 人道上の真にやむを得ない （例えば病気治療） 場合には申請すれば延長が可能になっている。 出入国管理庁 ウェブ： 　　https://www.moj.go.jp/isa/applications/status/temporaryvisitor.html そういうことであれば 国民年金に何らかの方法で加入、或いは仮に国民保険に加入できなかった場合でも 90日を超えて入院治療が受けられる訳だ。 現行 3年、5年の数次ビザを 10年に引き上げたことが問題にされている。 勿論それも問題だがそれよりもっと問題は、有効期間内であれば 何回でも 数次ビザで入国できる制度になっていることだ。 例えば、1回目： 最初入国日から 89日で出国し、数日置いて 2回目の来日。 89日後に再出国、以下同文、とすれば 観光ビザと言いながら 実質的には永住資格のある移民 してきたのと同じような生活が日本でできることになりかねない。 日本で不動産を買ったり医療を受けたり、場合によっては日本でスパイとして行動することも容易くなる可能性がある。 　　外交は基本的には 互恵主義 が原則だ。 日本人が中国に観光ビザで入国する場合には 1回だけの入国 （期間は30、60、90日以内） か 2回まで入国可能なビザだけであり、何回でも入国可能な数次ビザはない。 しかもビザの有効期間は 3ヶ月以内となっている。 （このうち 30日以内の短期滞在については 11月30日からビザなしで入国できる様になった。） 反日教育を行い、日本人には何をやっても構わないという教育をしてきた国、平気で日本人の子供を殺す民族、 平気で日本の領海や EEZ に 侵入ブイの設置、領空侵犯をしてくる、サイバー攻撃を仕掛けてくる 敵性国家に対し 数次ビザを認めしかもその期間を 10年間に延長するということは日本の国益を蔑ろにし、国民の命、財産、安全を損なう自殺行為といえる無謀な政策だ。 　（宮崎正弘のコメント）　日本の外務省は 「中国外交部日本出張所」 です。 フォーリン・アフェアーズではなく、フォーリン・阿呆ヤーズ です。 　　　「評論集」 へ戻る