| 「LGBTQ運動の裏側 ─ ジョージ・ソロスの暗躍」 面妖なる世界の狂潮をいかに 渡辺惣樹 2023/6/18 日本の国会で LGBT理解増進法が多くの保守派の反対を押し切って可決されました。 この概念は言うまでもなく 共産主義の亜流である フランクフルト学派が、「国家の伝統を破壊するために創造した邪悪」な思想です。 フランクフルト学派は、ドイツからやってきた 共産主義思想に侵された学者たちの一群です。 （中略） アメリカはアメリカ社会の悪いところを少しずつ 時間をかけながら改善してきました。 伝統や常識を踏まえながらのゆっくりとした作業でした。 人種差別と 性的マイノリティへの差別 ずいぶんと改善されてきたのです。 そうした歴史を無視して、フランクフルト学派の学者や、その薫陶を受けた若者らが、ブラックライブスマター （BLM）などの 反体制組織を作って、 暴動を煽ったのはつい最近のことでした。 性的グループは毎年6月を プライドマウスにすることに成功しました この月には全米各地で lgbtq の権利要求のイベント活動が集中的に行われます。 イベントの中心は lgbtq たちの行進です。 日本ではレインボーマーチと呼ばれています。 アメリカの lgbtq 運動には 多くの大企業 が スポンサー となっています。 なぜ大企業が スポンサーになるのでしょうか。 人口の数パーセントにも満たない lgbtq 層にアピールしても 売上増進にはなりません。 彼らの顧客の大部分はストレートと呼ばれる異性愛の人々です。 lgbtq 運動を支持しても常識的に考えればストレートの共感を得ることはできないのです。 そのような常識に逆らうように lgbtq 団体 に大企業から 資金が流れるシステム が出来上がったのはなぜでしょうか この怪しいシステムを完成させたのが 視聴者の多くが知っている ジョージ・ ソロス でした。 日本では lgbtq 理解法案が強い関心を集めていますが 「ヒューマンライト・ キャンペーン」 なる組織を取り上げている評論家や主要メディアは少ないようです。 この組織は 「世界中に無視できない 差別が存在している」 と アプリオリに決めつけ、 全ての被差別層の 「解放」と 「平等」を訴えています。 要するにアメリカやヨーロッパにはびこっている フランクフルト学科の主張である 批判的人種理論 を実践する政治団体です。 この組織の ホームページには組織目的を次のように書いています。 「多くの人々、あるいはコミュニティに働きかけて啓蒙し lgbtq に対する差別を終わらせる。 そして根本的にフェアで平等な社会を建設する。」 このように 批判的人種理論を lgbtq 問題に特化させて 政治に応用する組織 が ヒューマンライトキャンペーン （略称 「 HRC」） なのです。 本部はアメリカのロビーストやグローバリスト官吏の跋扈する ワシントンDCにあります。 本年 4月7日付の NewYork Post紙は HRC が ジョージ・ソロスの運営するオープンソサエティ財団 から 巨額の資金提供 を受けていると報じています。 HRC は大企業の行動を彼らの組織目的に都合よくコントロールするスキームを構築しました。 彼らは大企業の評価付けを開始したのです。 それが CorporateEquality Index （略称「CEI」） なる評価基準です。 従業員の処遇あるいは 社会への貢献 などを全て lgbtq 運動の視点 から 評価付けするスキームで、最高点は 100点です。 ただしその企業が HRC が気に食わない組織に、些かでも資金提供すれば 25点の減点 になります。 ですから 保守系の団体 に少しでも資金提供したら大変なことになるのです。 本来ならこの CEIなる 評価基準は lgbtq 推進組織 による勝手な評価であり、無視できるのです。 しかし ソロスなどの グローバリスト 金融資本家は、そうはさせない 「仕掛け」 を工夫していました。 世界最大の 資産運用会社 ブラックロックや、それに続く規模の バンガードなどが、CEI を資産運用の基準に利用し始めたのです。 巨大 モンスターと化した ブラックロック に代表される アメリカの 「資産運用会社は、グローバリストの 総本山」 と言えます。 彼らは 化石燃料を敵視し、地球温暖化 CO2 悪者説を固定化し 批判的人種理論 つまり lgbtq 運動 を擁護しています。 ブラックロックの CEO ローレンス・フィンクは、2019年に グローバリズムの巣窟である 「ワールドエコノミックフォーラム」 のボードメンバーに選出されています。 ブラックロックなどは 投資の判断基準 の1つに、 先ほどお話しした lgbtq 運動促進団体 HRC の作った コーポレートイ クラリティインデックス CEI を使うと決めたのです。 アメリカの 大手 上場会社は 資産運用会社の意向 に逆らえません。 彼らに嫌われたら株価が下がります。 経営者の成績は株価で決まります。 その結果、高い CEIポイントを得ようと躍起になりました。 そうした 経営者心理をうまく利用して、大企業に定期的に接触し、高いCEIポイント獲得の秘訣を伝授したのです 高い CEIポイント獲得の肝が lgbtq 運動への協力でした。 その結果、CEI ポイント 最高点を獲得する大企業が続出しました。 ここに 2022年の大企業の スコアを示しました これは HRＣのホームページに記載されているものです。 視聴者の多くに馴染みのある Amazon、グーグル、アップルなどが、軒並み CEIスコア最高点である 100点の評価を受けているのがわかります。 「そうきチャンネル」 https://www.youtube.com/watch?v=CTkyYLaWwKg 「評論集」 へ戻る |