　　危険な食品が売られているのか？　厚労所とメディアの罪　　　　　　　　　　　　　　2022/12/07

　　国民をバカにしているのか？　血圧、コレステロールにメタボに関するウソの知識

国民の間では、無農薬、無添加などの運動が盛んで、ほとんど国の機関のコメントは無視されてる状態だ。
元々、私たちは何を目的にして税金を払って厚労省や農水省の役人を雇用し、視聴料を払ってＮＨＫに働いてもらってるのだろうか？
それは食品や健康についての正しい政策を取り、それを正確に伝えるためでもある。
でも、それは完全に崩壊している。
すでに中央官庁が国民に顔を向けておらず、利権と天下りだけを見ていること、ＮＨＫは自分たちの給料を保持することを主眼としていることは明白だからである。
国民はバカではない。信じているフリはしているが、その実、騙されていることは知っている。
それが「多数」であることの怖さであり、山片蟠桃の言う「大知」なのであろう。

　例を３つ上げたい。
一つが血圧、二つ目がコレステロール、そして極めつけがメタボである。
血圧が高いと寿命が縮まるというデータを出した。
このグラフには「年齢」がない。おおよそ 20歳代から 60歳代のデータを採用している。

　１．　年齢と血圧が上がる、年を取ると寿命が短くなる、という二つの特徴がある。
　２．　しかし、政府もＮＨＫも年齢の区分をせずに血圧と寿命の関係だけを国民に知らせた。
　３．　その結果、国民は「年齢が上がると残りの寿命が減る」というのを、「血圧が高いと寿命が減る」と錯覚した。
　４．　その錯覚を利用して、製薬会社が希望する降圧剤の売り上げを 10倍にした。
　５．　適正血圧より低い人が増えて、ガン、認知症が増えた。
　６．　元々塩分が摂りにくく、感受性の高い民族のデータを使って、減塩を勧めた。
ということになったが、ここまでくると、故意であるか無知であるかのどちらかなので、
職務上という観点からは厚労省とＮＨＫはやや知的犯罪に近いということができる。

コレステロールについてはさらに悪質で、脂質の摂取量が少ない日本人には特殊な人を別にすれば、
ほとんど問題のない食事からのコレステロールを制限したり、薬価の高い薬を買わせた。
元々ＮＨＫが報道したと言われている「悪玉コレステロール」というのは、栄養学的には「必須コレステロール」であり、かなり悪質な報道と言うことができる。
さらにテレビが協力して大騒ぎをした「メタボ」問題はさらに悪質である。

　１．　日本人の肥満率は国際的にも低く、ダイエットの代わりに新しい用語（メタボリック・シンドローム）まで作って運動をする必要はなかった。
　２．　若い女性、妊婦の肥満度は危険水準であり、発達障害などの原因になるのに、それでも「メタボ検診」などを始めた。
　３．　成人男性の一部の腹部の肥満については厚労省としては指導も必要かもしれないが、ペナルティーを伴う規制は行き過ぎだった。などがある。

　　自己中な政府やメディアが導くのは国民の不健康への道

元々「税金の取りすぎ」、「赤字国債の無制限の発行」などが背景にあるが、政府やＮＨＫなどはお金が余っている状態なので、
それを使って天下りや報酬のアップに使うために国民を誘導している。
しかし、このような不正なことが続くと、行政や報道自体の信頼性が失われるので、長期的には政府もＮＨＫも損失の原因になる。
すでに報道の方はその信頼性が落ちて、新聞の購買量の減少、テレビの視聴率低下として現実の問題になっているが、
自民党が利権政党、世襲政党になったので、政治の方はまだ国民を騙しながらの政策が続いている。
ここで私たちは、自分や家族の健康のことだから、もう少し真剣になって不安の原因を深く考えてみる必要がある。　

食品や食品添加物の問題は膨大な種類の数があるので、その一つ一つの安全性を個人で確認することは不可能である。
まして、アメリカがどうとか、ヨーロッパではなどと言われると民族性が強いものなので、到底、理解はできない。
そこで、信頼できる専門家が必要だが、テレビもネットも、その他の発信でも、専門家が「職業倫理よりお金」の時代なので、
有名になりたい、視聴数を増やしたいと思っているので大げさに言う。
危険を煽る人と、食品や添加剤を売りたい人の間で情報を聞くのだから、到底、正確はきせないと考えなければならない。
「専門家はダメだ」というのは「利権と繋がっているから」と言える。
コロナのワクチンでも「お金が儲かれば打つ」という医師が多いし、
原発事故の時には事故の前に言っていたことと正反対の発言をする専門家がテレビで歓迎された。だから、専門家はあてにならない。
政府やメディアはもちろんダメだし、専門家もダメだ。
デモ環境運動家、食品安全の発言をする人は「データなしで言う」という癖を持っているので、これもあてにならない。
そうするとどうすれば良いのだろうか？

まずは、日本食をよく勉強して（貝原益軒などがお勧め）、できるだけ日本食にして、
あとは「2割ぐらい、たまに外国の物を食べる」ぐらいにしたらまず安心である。
惨めな国になったものだ。
学者の研究費は国の方針に従わなければ出ないし、メディアは自分の儲けにならないと発信しない。
ネットは有名になりたいとか、ユーチューバーになりたい人で溢れている。　
本当は、社会改革で、自分のことより自分の職業上の誠を貫く人が必要なのだ。

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