　トランプ革命（反革命）はいかに実行されたか　　　読者の声（費府の飛行士）　　　　2025_ 2_17

そして闇に隠れて存在していた政府の中のもう一つの政府を形成していた連中を突き止めあっという間に首を切り、
闇に隠されてきた金の流れを探り当て光をあて皆に見えるようにした。
そしてアメリカだけでなく世界中がその動きに注目している。
その様を見れば、これは相当綿密に事前に計画がなされていたなと思えるが、その裏側の事情を描写している文章を見つけた。
著者は EKO という匿名の方だ。
バンス副大統領、上級補佐官、DOGEチームの若いコーダーなどの話も盛り込まれている。
完全な作り話とは思えない、事実を踏まえた描写が多くある。
あまりにも生々しくてスパイ小説を読むより面白いのだが、何か小説のような書き振りの印象もある。
小説を読むつもりのような気持ちで読んでみて下さい。
そうだったのかとか、本当にそうなのか、という印象は人それぞれだろう。
　　トランプ革命（反革命）はいかに実行されたか　　EKO　2025年2月5日　　　OVERRIDE: Inside the Revolution Rewiring American Power
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　https://eko.substack.com/p/override?utm

　　2025年1月21日時計は午前2時となった
財務省の地下室の天井の蛍光灯は 4人の若いコーダー（ユーザーに見える部分のコーディング）の頭上でブーンと鳴っていた。
彼らのコンピュータの画面は飲料缶や財務省のバッジを画面に見せながら青白く光って政府の机の上で動いていた。
彼らのアルゴリズムにより何十年にもわたる財務省の支払いデータを這い回っていたが、一つの数字がどんどん増加しているのが見つかった。
重複する事業資金支出が 170億ドルもあり、時々刻々増えつつある。
「俺たちはシステムに入ったぞ、全部に入ったぞ」とアカシ・バッバはチームのメンバーに告げた。
エドワード・コリスティーンのコードにより 3つのサブシステムの存在がすでにマップされていた。
ルーク・ファリトーのアルゴリズムは既に政府機関の間での資金の流れを追跡していた。
イーサン・シャオトランの分析によりキャリア官僚でさえ知らない資金の流れのパターンが暴露された。
明け方までには財務省に何十年も勤務してきた官僚よりも多くのことを理解するだろう。
これはハッキングではない。違反行為でもない。これは権限のあるシステム中断だ。
キャリア官僚が（新政権用の）案内資料や歓迎メモの準備をしていた時に DOGE （政府効率化チーム）は既に財務省支払いシステムの深奥に入り込んでいた。
委員会もなし、承認もなし、赤紐（官僚が書類を閉じる公式な紐）もなし。
前例のないほどの準備万端な 4人のコーダーのアルゴリズムとコーディング能力だけだ。
「この支払いシステムの素晴らしいところは嘘をつかないところだ」と政権移行チームの交換は画面を見ながら言った。
「（表面的な）政策の綺麗事は言葉巧みに一日中言い訳ができるが、カネも流れは跡が残る」
カネの流れと痕跡を辿ればどんどん新たな発見があった。
独立事業と銘打たれたものが実は複数の機関との共同事業だったり、人道的支援資金とされていたものが実は複雑なネットワークを使い
迂回した不可解な資金であることも暴露された。
かつてブラック予算とされ隠されていた資金がアルゴリズムによる精査で顕になった。

　朝 6時になり財務省のキャリア官僚が仕事場に着き始めた。
彼らは侵入されるはずはないと思っていたシステムが既にマップされていることに気づいた。
誰も気が付かないように隠していたネットワークも既に暴露されていた。
彼らが伝統的にやってきた防御～意思決定をだらだら引き延ばす、ダメージを与える情報の漏洩、要求を跳ねつける～等は、
彼らの仕組みが反応するより迅速に動く相手に対しては何の役にも立たないことがわかった。
彼らがこれらに対して反対するという趣旨のメモの第一稿を準備する頃には次の 3つのシステムのマッピングが既に済んでいた。
DOGE のスクリーンのパターンを凝視していた高官が「この紐を引っ張れ、
そうすれば奴らのやっていることがセーターが解けるように妨害できるはずだ」と言った。
彼が間違っているわけではなかったが肝心なことを理解していなかった。
今行われているのは単なる政権引き継ぎではないということを。単なる改革の努力ではないことを。前例のない何かの始まりであることを。
事前にしっかり準備された、大統領の意思を背景とした、「技術的な精密な裏付けもなされた革命」だということを。
嵐は到来し、財務省はほんの手始めだった。

　　基礎となった準備の数々　「人材は政策」
保守派のストラテジスト、トループ・へメンウェイが唱えた理論だが、何十年もの間理論にとどまり実践されることは少なかった。
従来の政権では主要ポストの任命に何ヶ月も何年もかけていた。ト
ランプ第１期政権の政治任命職で 2017年2月までに承認されたのは僅か 100名に過ぎなかった。
（約 1/4）政治任命が遅れるほど永代官僚側の勝利を意味した。
　だが今回は異なっていた。
メディアが大統領選挙や政治劇場に一生懸命になっている時、静かな軍隊が集結された。
ワシントン DC全域の行政組織の中でどこを抑えれば良いか「ベテランの戦略家」がマッピングした。
「シンクタンク」はそれぞれの官庁における行動計画を作成した。
「政策研究所」では迅速行動隊の訓練を行った。
かつての政治任命職の経験者達は第１期政権で失敗した経験を踏まえた戦場での情報戦のやり方を伝授した。
大統領就任式（1月20日）までには 1,000名を超える選抜者達が用意万端となっていた　
～それぞれが明確な実行目標、法的基盤、助けが必要なときのネットワークなどで武装した上で。これは単に人選の問題だけではなかった；
「何十年もかけて寝られた戦闘計画」だったのだ。
「これが今後の新しい常態になります」と画面のデータの流れを即時に見ながら JDバンス副大統領はホワイトハウスの執務室でそう宣言した。
「彼は生き生きとしています」彼が言ったのは次々に仕事をこなしている大統領のことだった。
「我々は他の政権が何年もかけたことを２週間でやり遂げました」

　　その秘密はスピードだけではなかった。緻密さだった。
上院で承認されるのを待つのではなくて、政権移行チームは上院の承認が必要でない職位の就任を優先した。
民主党が恒例のように行う上院での閣僚の承認を遅らす戦いをしている間に隊列を整えた軍隊が既に位置についていた。
どの職位が戦略的に重要かが特定されていた。それぞれの法的な職務権限もマッピングされていた。支援のネットワークも確立されていた。
「我々には多くの時間がないのだ。 4年間というのは政治的には長い時間かもしれないが現実の生活の中では長くはないのだ」
と大統領は毎日のようにチームの連中に念押ししていた。
この危機感が変革をもたらした。
DOGE の若いコーダー達が財務省の支払いシステムに侵入した時には、
事前配置されていた法律チームが時を措かず財務省の反撃を無力化していた。
財務省のキャリア官僚達がシステムアクセスを遮断しようとした時には DOGE の連中の持っている権限は
彼らが抗えないほどの上部からのお墨付きがあることがわかり断念した。
（例によって）彼らが情報を（メディアに）リークしたことが分かった時には即時対処チームの連中がそのリークされた情報を無力化する
上書き情報を代替メディアに即座に流した。
「大統領の周りの人間を見てごらん。我々は大統領が政府の中でやりたい仕事ができるだけ簡単にできるように皆工夫しているんですよ。
全てのエンジンの気筒が点火されて働けばたくさんのことができるのです」とバンス副大統領は言った。
永代の官僚達はこんなふうになるとは夢にも思っていなかった。彼らは抵抗する準備をしていた。
抗議する用意もしていた。彼らは（誤情報を）リークする計画も法的に挑戦する計画も立てていた。
だが彼らはこの時に備えて何年も事前に準備していた相手への防御はできていなかった。
これは単に誰を任命するかということではなかった。
アメリカの政府を変革する為に設計された機械を作る作業であった。それぞれの職位が重要だった。それぞれが重要な任務を抱えていた。
そして背後にはあと何週間、あと何日、あと何時間とカウントダウンしながら疲れ知らずで号令する大統領がいた。準備は整った。
革命の始まりだった。

　　拡がり
財務省の次に陥落させたのは USAID（国際開発庁）だった。
今回は真夜中に襲撃する必要はなかった。秘密のアルゴリズムも必要なかった。
公式用箋にこう書けばよかった：「大統領権限により云々ーーー」
キャリア官僚はパニックになったーそれも其の筈。
1961年に大統領令で設立された USAID は大統領のサイン一つで解体できるのだ。議会の承認も必要ない。法廷で争うことは不可能。
過去 60年間闇に包まれて注意深く作られてきた資金のネットワークに大統領のペン一つで光が当たり隠されてきたことが見えるようになった。
DOGEのスクリーンのパターンを凝視していた USAIDの高官が「この紐を引っ張れ、
そうすれば奴らのやっていることがセーターが解けるように妨害できるはずだ」と言った。
抵抗はすぐさま起こされた。
財務省のシステムが暴露された時に瞬きもしなかった USAID キャリア官僚達が
DOGEの連中のシステムアクセスをブロックする為に週末も出勤して取り組んだ。
他の動きには無関心だった民主党の上院議員達が緊急公聴会の開催を要求し出した。
USAID の元高官達が「蓄積されてきた知識の損失」「外交的な大惨事」とマスメディアに流して危機感を煽った。
だが彼らの常套手段の防御も DOGEの新しいやり方の前には意味をなさなかった。
官僚達が「適切な手順について」というメモの原稿を用意している間にも DOGEの若いコーダー達は既に資金の流れのマッピングを完了させていた。
上院議員達が公聴会の予定を立てつつある時には事前配置された要員が新たな情報公開を開始していた。
彼らと同盟関係にあったメディアが非難記事を用意している間に、DOGEのアルゴリズムにより何十年に渡り行われてきた疑わしい資金取引が暴露された。
　その規模は驚くべきものだった：
環境保護庁の気候変動対策（の名目で）：（USAIDを介して） 47州で未承認の事業に資金が注ぎ込まれていたことが分かった。
教育省の DEIプログラム？：（USAIDを介して） 1200もの事業横断的に資金が注ぎ込まれていたことが発覚した。
諜報機関の裏金？：（USAIDを介して）過去 30年間密かに行われてきた資金の流れのパターンを解明した。

「行政機関国家は二つのことで動いている」と上級補佐官は DOGEのスクリーンのパターンを見ながらこう説明した。
「情報の流れのコントロールと資金の流れのコントロールだ」「我々は彼らのネットワークを暴露しているだけじゃない。
我々は彼らの DNAを書き換えている」
　この亀裂は意外なところに現れた。
環境保護庁のキャリア局長涙を流しながら：「我々が（USAIDを介して）作ったものが全部ーーー」
USAIDのベテランが手を振るわせながら：「彼らは内部に潜んでいたんだ」
財務省の生涯官僚がオフィスを片付けながら：「我々が考えたよりもずっと早く彼らは動いた」

　ワシントン全域で、レーガン大統領時代からの全ての改革を経験してきた年季の入った高官達は
自分のリンクドイン（求職ネットワーク）の自己紹介欄を静かに改訂し始めた。
副局長：「機会があれば応じる用意あり」、某機関の長：「新たな挑戦を求む」、某局長：「変化の時だ」
DOGEのアルゴリズムは単なるプログラムではない：それは何十年も埋もれていたネットワークを掘り出す考古学の道具だった。
一つの発見が次の発見に繋がり、次のターゲットが顕になった。それぞれのパターンがより大きなシステムを暴露することになった。
「これは美しい」一人のコーダーがコンピュータ画面いっぱいに広がる連結図を見ながら囁いた。「銀河のマップを見ているようだ」
永代官僚達にとりこれは単なる変化ではなかった。これは絶滅するかどうかぐらいの出来事だった。
誰に資金を流すか、その時期はいつか、何のための資金か、これらを全てコントロールすることが彼らの権力の源泉だった。
それらをコントロールする権力が夜明けの明かりが暗闇を無くすが如く揮発してしまった。
　DOGEの破壊力はその単純なパターンにあった
　１　　資金の流れをマッピング、
　２　　その分野に長けた要員を動員、
　３　　ネットワークを暴露する、
　４　　システムを作り直す
　官僚達が一つのシステム侵入に対する反対意見の草稿を書き上げた頃には３つのシステムが既に暴露されていた。
　革命は単に広がっていただけではなく加速していた。

　　影響
最初のブルドーザーがオハイオ州のスプリングフィールドに到着したのは火曜日の午前6時だった。
昼頃には穴ボコだらけで悪名の高い 3ブロックの道路の舗装が完成していた。
地元のニュースクルーが到着した時には建設作業者に加えノートパソコンを抱えたアナリストがリアルタイムでの資金の流れをマッピングしていた。
　これは単なる道路補修工事ではない。実行の革命だ。
婦人が涙を浮かべアナリストの腕を掴んでこう言った。
「私はこの穴ボコの補修依頼を 12年間言い続けてきたのよ」
アナリストはノートパソコンを彼女に見せながらこう言った。
「ご覧なさい、あなたの税金が実際に生かされているのですよ」
「なんてことでしょう。現実に起こっているのね」と彼女は画面を見ながら言った。
官僚主義の迷路の中でどこに行ったかわからなくなっていた資金が実際の問題解決のために使われたという例がアメリカの各地で見られるようになった。
テネシー州の田舎では学校の子供達が 10年以上前に約束されていた高速インターネットにやっと繋がり、
ミシガン州では官僚達が「問題を検討中」とメモで書いただけで埃をかぶっていたプロジェクトがあっという間に実現し綺麗な水が飲めるようになった。
その変容ぶりは 2週間で測定可能なほどだ。
何万もの重複した事業が特定された、何十億ドルもの無駄金が暴露された、何百もの権限のない行為の実行が中止された、
（連邦政府の認可を待たずに）地元の判断で実行されるプロジェクトが無数に出てきた。
だけど本当の測定基準は何かって？　50年来で初めて政府に対する信頼が出てきた。　　　　
　革命は外科医のような緻密さと共に拡がった。
　　　従来の四半期報告に代わり進行状況がリアルタイムで把握されるようになった。
　　　事業の見直し評議会に代わりアルゴリズムでの監視が行われるようになった。
　　　連邦政府の決定を待つのでなく地元だ問題解決ができるようになった。
　　　過程よりも結果重視！

　「バイデンが 4年間でやったことよりもオバマが 8年間でやったことよりも多くのことを彼は 2週間でやり遂げた」とバンス副大統領は言った。
「だけどこれは速さだけの問題ではない、これは技術だけの問題ではない、人材だけの問題でもない。これはその三要素が見事に結びついた成果なのだ」
普通のアメリカ国民にとりその影響は否定できない。
道路はすぐに舗装された。学校が再度活性化した。水が綺麗になった。だけどもっと重要なことが復活した。
信頼だ。何十年来で初めて、人々は政府を邪魔な存在としてではなく説教句的な変化をもたらす道具として認識するようになった。
長年の間永代官僚達は一つの前提に立っていた。
大統領の出入りはあるが自分たちはずっと居続ける。その前提は崩れ、今は新しい現実に代替された：
大統領の決断に見合う準備がなされる時には永代というものは何もない、と。
彼らは我々が減速すると思っていたようだ。
省庁間のリアルタイムでのデータの流れを見ながらバンス副大統領は言った。
「我々はそのうち行き詰まって動きが取れなくなると彼らは読んでいたようだ、彼らは自分たちの通常のやり方通りに我々が動くと見ていたようだ。
でも我々はまだ仕事を始めたばっかりなのだよ」と彼は微笑んだ。

　　新しい夜明け
ワシントンの夜明けは早い。今朝、一番の陽射しが財務省ビルのクラシックな柱に当たりまだ静かな街路に長い影を落としていた。
だがその内側では大理石と花崗岩の下ではコンピュータの画面が青く光っていた。
DOGEのアルゴリズムは休みなく働いている。
「行政機関国家というのは何十年もかけて築かれた。変化を拒絶するように築かれた。
大統領よりも長く生き延びるように築かれた。権力を持ち続けるように築かれた」と上級補佐官は説明した。
「だが彼らはこんなことになるとは夢にも思わなかった。政治的な攻撃に備え高い壁を作った。
メディアに報道されないような防御策を講じた。議会の監視を遮る盾を作った。」
「彼らは何でもマッピングできるアルゴリズムへの備えはできていなかった。各所に事前に配置していた要員への備えもできていなかった。
毎週が終わりであるかのように覚悟している大統領への備えもできていなかった。」
　数字がそのことを物語る。
財務省：ネットワークはマッピングされ、無駄な支出は暴露され、システムは仕組み変えされた。
USAID：何十年に渡り隠蔽してきた資金の流れが暴露された、権力構造が崩壊させられた。
全ての省庁：重複した機能は廃止された、権限は整理された、使命、目的に焦点が当てられた。だが、数字が話の全てではない。
あなたの近くのコミュニティに変化が訪れることを想像してみて下さい。
オハイオ州のスプリングフィールドでは過去12年間に渡り住民を苦しめてきた道路の穴ボコが一晩にしてなくなり、
テネシー州の田舎では学校の子供達が 10年以上前に約束されていた高速インターネットにやっと繋がり、
ミシガン州では官僚達が「問題を検討中」とメモで書いただけで埃をかぶっていたプロジェクトがあっという間に実現し綺麗な水が飲めるようになった。
これらは単なる刷新ではない。単なる変化でもない。これはアメリカという国の在り方が作り直されたということだ。

「ペースは同じでしょうが優先順位は変わるでしょう」とバンス副大統領は今週述べた。
永代官僚達は何十年もかけて官僚主義のレンガを積み上げ自分らに都合の良い行政国家を作り上げてきた。
彼らは未来永劫それが続くとだろうと思っていた。
あまりに巨大すぎてマッピングは出来っこない、複雑すぎて理解されっこない、しっかり塹壕が掘ってあり変化が及びっこない、と踏んでいた。
　でも彼らは間違っていた。
ノートパソコンを抱えた 4人の若いコーダー達がそれを証明した。
1000人以上の事前配置された要員がそれを証明した。毎週毎週を覚悟し続けた大統領がそれを証明した。
ワシントンの日は高く登り続けている。クラシックな柱は依然として影を投げかけている。だがその建物の内部では全てが変わった。
行政国家は遂に敵わない対抗者に出会った：準備プラス大統領の意志プラス技術的な緻密さ
これは物語の終わりではない。まだやっと始まったばかりだ。
この革命は単に続くのでではない。新たな状態となりつつあるのだ。

　　そしてディープステートが永遠に支配すると思っていた人達へ。
賢明で戦略的な気持ちを持った人たちが強い決意と合体したらどういうことが起こるかもうすぐ彼らは思い知ることになるだろう。
しっかりした準備に機会が訪れたら、新しい世代の若者が変えなきゃと決意したら。
はただ集まってばかりではなくここにとどまり続ける。太陽はワシントンに昇り続ける。
だが、今何世代の中で初めて新しいものに光を当てる：ちゃんと機能する政府、庶民のために働く公僕、ちゃんとサービスを提供するシステム。
革命は単に始まったばかりという訳ではない。
すでに勝利しているのだ。

　　　「もう少しその仕組みというか、道具というか、組織体制と言うか、若し同じことを日本で実行するとしたら、どうすればよいのか？」　　（費府の飛行士）

老生のご紹介した「トランプ革命（反革命）はいかに実行されたか」に関し、（SSA生）様から、
「もう少しその仕組みというか、道具というか、組織体制と言うか、若し同じことを日本で実行するとしたら、どうすればよいのか？」というご質問がありました。
そのご質問に対するお答えは持ち合わせておりません。具体的なイメージはないのですが、いくつかヒントのようなものがあるように思えます。
そのいくつかをお伝えしますのでご想像を巡らせて下さい。
先ずは、トランプ政権 1.0 での人事の失敗を RFKJがタッカーカールソンとのインタビューでトランプの言葉として語っています。
政治任命職が 400もあるとは知らず、推薦されるままに任命してしまったと。
このため 2024年7月13日の暗殺未遂直後から政権移行チームの組成と人選に乗り出しています。
次には 1.0で完了のサボタージュが徹底的に行われて政策実現ができなかった。
政策やお題目は立派でも実際にはそうでないことが行われているようだがその尻尾が掴めない。
これはカネの流れを抑えればわかるだろう、その為には表に出てこない隠されたシステムを暴く必要がある。
その為にはシステムのことを熟知した信頼できる人材が必要ーーこれがイーロンマスクとクワラスラミのチームだった？　

要職には事前に相当数の人材（スパイ／草）を配置していた様子も伺えます。
尚、危機感を持った 4人の若者が登場しますが、1月の時点では彼らは腕っこきのハッカーと言われていたように思いますが真偽はわかりません。
敵方が完全にコントロールしていた既存メディアの信頼性と情報拡散のスピードが格段に落ちていたことも大きいでしょう。
逆に旧ツイッターとトランプ運営の TruthSocial でフェイクニュースへの対抗、解明したネットワーク、データを見えやすくして
拡散するスピードが勝負だったかもしれません。
USAIDも CIAも国防総省もかたなしでした。

以下は本文の中のご参考となるであろう描写。
「この時に備えて何年も事前に準備していた相手への防御はできていなかった。
これは単に誰を任命するかということではなかった。アメリカの政府を変革する為に設計された機械を作る作業であった。
それぞれの職位が重要だった。それぞれが重要な任務を抱えていた。
そして背後にはあと何週間、あと何日、あと何時間とカウントダウンしながら疲れ知らずで号令する大統領がいた」
「DOGE の破壊力はその単純なパターンにあった：
　１　資金の流れをマッピング、
　２　その分野に長けた要員を動員、
　３　ネットワークを暴露する、
　４　システムを作り直す」
「この危機感が変革をもたらした。 DOGEの若いコーダー達が財務省の支払いシステムに侵入した時には、
事前配置されていた法律チームが時を措かず財務省の反撃を無力化していた。
財務省のキャリア官僚達がシステムアクセスを遮断しようとした時には DOGE の連中の持っている権限は
彼らが抗えないほどの上部からのお墨付きがあることがわかり断念した。
（例によって）彼らが情報を（メディアに）リークしたことが分かった時には即時対処チームの連中がそのリークされた情報を
無力化する上書き情報を代替メディアに即座に流した」

尚、政府からの資金の流れを開示するシステムが誰でも利用できるようになりました。 USA　spending.gov です。
少し調べてみたら、国防総省からロイターに何回にも渡り多額の金が流されていますが、特記すべきは次の支払いです。
　$9,147,532、ACTIVE SOCIAL ENGINEERING DEFENSE (ASED) LARGE SCALE SOCIAL DECEPTION (LSD)　
2028年9月から2022年11月の支払いであり、分かりやすく言えば、社会的に大規模なガセネタを流すプロジェクトです。
コロナ（ファウチ博士がウィルスの機能強化研究を武漢に）コロナ騒動、ワクチン、ロシア疑惑、2020年の選挙不正はなかったキャンペーン、
2021年1月6日議会でのクーデター隠蔽等々たくさんありましたね。
　Federal Awards | Advanced Search | USAspending
　https://www.usaspending.gov/search/?hash=2de06e5548db48dd23c78b0c2f7fc342
　Where USAID Cash Is (Was) Going | ZeroHedge
　https://www.zerohedge.com/geopolitical/where-usaid-cash-was-going
2023年度だけで USAIDだけからでもウクライナに 160億ドル流されていた。

　　　革命（反革命）の最中で起こっていること、見えるようになったこと　　　費府の飛行士　2025_2_19

　１　ワシントンＤＣ及び近郊の住宅価格が急落中
ワシントン周辺では、昨年末頃から家を売ってパスポートを用意し国外逃亡を計画している輩が多いらしい、
逃亡先としては米国と犯罪人引渡し協定のない国が研究されている、という噂が実しやかに流されていた。
連邦政府職員の大幅な解雇が継続中だ。それを反映してかワシントンＤＣ及び近郊の住宅価格が急落中。

　２　アメリカの社会保障受給者の超高齢化が進んでいたことが暴露された。
イーロン・マスクの DOGE（政府効率化）チームの調べにより、社会保障庁が超超高齢者に毎月社会保障給付金を支払っていることがわかった。
なんと 110歳以上の高齢者約 1,600万人に対し支払いがなされており、最高齢者は 360歳を超えていた。
尚、アメリカの生存している最高齢者は 114歳の女性一人だ。
アメリカの社会保障は基本的には高齢者受給は 65歳以上、それより若い受給者は何らかの障害者受給だが、受給者合計で約 3億人となっていた。
おそらく数千万人の不正受給（支給）があったと推定されている。　

　３　ヴァンス副大統領が欧州で歴史的な演説：言論の自由が侵害されてきた
2月14日にミュンヘンで開催された欧州安全保障会議において欧州における言論の自由の侵害に懸念する演説を行った。
ヴァンス副大統領は外敵による侵害よりも現在内に在る脅威に懸念を表明した。
EU、イギリス、スエーデンなどを含めアメリカと欧州がかつてともに重要視してきた言論の自由が崩壊されつつある。
言論の自由を骨抜きにする一方で、民主主義を守るためと称してアメリカに軍事支援を重ねて要求するのは偽善的であるとも非難した。

　４　USAID長官を首になったサマンサ・パワー夫妻は国境を壊した王と女王であり私腹を肥やしていた
英国生まれのサマンサ・パワーと夫はどちらもオバマ政権で権力を握り、今でも近しい。
USAID長官を首になったサマンサ・パワーの資産は2021年の 670万ドルから2024年には 3000万ドルに増加した。彼女の給与は年額 18万ドルなのに。
これが暴露されたことにより彼女の長官時代の不正が監視されるようになった。
USAIDからは外国での怪しげなLGBTQ関連支出が暴露されているが、そのカネはアメリカの政治家や官僚たちにキックバックされている。
彼女は外国の犯罪組織に資金支援しているNGOにも資金供与しアメリカの治安悪化に貢献していたことも暴露された。
彼女の夫キャス・サンステインもこの物語で重要な役割を演じる。
バイデン政権の国土安全保障省の移民政策上級顧問だった彼は国境開放政策を作った張本人だった。
妻は外国の犯罪者組織を支援するNGOへの資金支援を確実にし、夫は国境が確実に開放されることを請け負っていた。
こうすることにより表向きの説明責任や透明性を気にせずに外国の犯罪者組織いらっしゃいを実行した。
USAIDの資金の濫用ぶり、サマンサ・パワーが急速に私腹を肥やしたことをあわせ考えれば政府の機関内部において資金の悪用がされていることの例示になる。

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