タッカー・カール ソンインタビュー：なぜ RFK Jr. はトランプと組んだのか 　（抄訳／要約） 　　　　読者の声（費府の飛行士）　　　2024/9/04 　速報：（訳者注：）トランプ暗殺未遂の３時間後にトランプは　RFK Jr と連絡をとっていた。 敵からの総攻撃を想定して何らかの手を打つ必要を感じたのではないか？　会談したのは翌日ＮＪにて。 　RFK Jr.　：　私がトランプと会談した理由の一つはあなたのおかげだ。 　RFK Jr.　：　あなたから、トランプ大統領はあなたからの電話を待っていますよ、というテキストメッセージをもらった。 そして私は彼に電話し、素晴らしい会話ができた。 そして翌日会談した。 場所は彼の別荘。 会談は約 2時間だった。 彼は非常に明け透けだったので興味深い会談になった。 彼はネオコンが嫌いだといった。 彼がそうだとはちっとも知らなかった。 だって ジョン・ボルトンや マイク・ポンペオを閣僚に入れたのだから。 彼はあいつらには本当に幻滅したと言っても言い足りない、といっていた。 彼は多方面に興味があり知識も豊富だった。 そして私の子供達の慢性病についても話ができた。 そして彼は検閲は絶対にやめさせるべきだ、言論の自由を守らねばならないという強い意志を示した。 その場では一緒に組まないかという話はなかった。 私が大統領に選ばれるチャンスがあるとしたら大統領候補の討論会での討論だったが、 メディアから完全に無視されて討論会参加のチャンスがなくなりその可能性は消えた。 そこで私は自分の選択肢を考えてみた。 　　RFK Jr. がトランプを正式に支持 　タッカー　：　RFK Jr. がトランプを正式に支持して以来、初めてのインタビューです。 あなたがトランプを正式に支持したことに多くの人がびっくりしました。 私はびっくりしませんでした。 あなた方二人には特定のことについては意見が異なるものの、二人とも共通の認識があることに気がついたからです。 それはアメリカが腐敗していてこのままではダメだと生命の危険を顧みず声を大にして唱えてきた点です。 ですから早晩、何らかの形で二人は歩みを揃えるのではないかと見ていたからです。貴方もそう思われますか？ 　RFK Jr.　：　その通り。 アメリカの歴史の中では 4～5回の政治的な再統合が行われた。 今まさに民主党でも共和党でもドラマチックな変革が起こっている最中だと思う。 環境保護の問題にしろ共和党でも民主党でも変化が起こりつつあるが、海上での風力発電や二酸化炭素の回収プロジェクト等のように 本質を離れて一部の企業や金融機関を儲けさせる方便になっているものもあり、今後も調整が必要なものもある。 私が目指している環境保全とは、自然界の生きとし生けるものを守ること、子孫の世代に有害な毒を残さないことなのだ。 それだけではなく、今国家権力と企業が癒着して腐敗してワシントンＤＣを乗っ取ってきて我が国の民主主義が危機的な状態にあることが問題なのだ。 本来なら規制を行うべき政府機関が産業界の操り人形あるいは利益を享受する子会社のように成り下がっていることが問題なのだ。 民主党の人々も民主的な組織で民主的なことが行われているという幻想を抱いている人がいる。 我々は皆自分自身が実際にやっていることではなく、自分自身のやりたいと思っていることで自らを判断しようとする。 民主党で起こっていることが正にそれだ。 私の友人の民主党員達は、自分達のことを次の様に思い込んでいる。 自分達は野蛮人に包囲されたアパッチ砦を守っている白い帽子を被った善人だ。 この砦を守る唯一の方法は痴呆老人を大統領に選び、民主主義を守ることだと言いながら民主主義的でないやり方でそれを死守しようとしている。 誰が大統領にふさわしいかということすら民主党内では議論の機会が与えられず、彼女はメディアからのインタビューを一回も受けていない。 私は伯父や父が討論会に出て討論できることを誇りに思っていたことを思い出す。 伯父や父は理想を持ちそれを守ることが大事だと思っていた。 もしそれができない様であれば何かが間違っている。 なぜか？　 そして民主党はそれすらできない候補を大統領候補として選んでしまった。 私の伯父や父が常に考えていたことの一つは、我が国が他国からどのように見られるかということだった。 我々は建国時の権利章典をもち 1865年の南北戦争終結時には世界で唯一の民主主義国家であり世界の範となる民主主義国家という意識があった。 民主主義と言いながら自由世界のリーダーとして痴呆老人を選んだのに、 その人物を追い出して一回のインタビューすらできない女性を大統領候補として選んだ国の民主主義のことを世界は何と思うだろうか？ 彼女はアメリカ人も彼女のビジョンも守ることができない。 民主党大会では彼女はネオコンが書いたメモを読み上げ、歴代の CIA長官や軍人が民主党大会で演説を行なった。 伯父や父の時代の民主党は戦争に反対だった。伯父は大統領の重要な仕事は戦争が起こらないようにすることだと言っていた。 今やアメリカの名声を守ることもできず、我々を混乱に引き摺り込んだ戦争屋達の軍事優先のイデオロギーを鸚鵡返しでしか言えない人物を 大統領候補に選ぶ仕組みの党になってしまった。 そして中流階級の暮らしはズタズタにされてしまった。 アメリカは世界の嫌われ者になってしまい、BRICKSの台頭に繋がった。 世界の各地で全体主義が罷り通る様になってしまった。 今、民主党内部はガチガチの全体主義で党員を信用していないため本当の選挙は行われない。 予備選挙も行われず カマラ・ハリスを勝手に選んで大統領候補にした。 そして検閲までやり出した。 　（訳者注）：　RFK Jr.は自身のインスタグラムの口座全体が削除された（ワクチンの悪影響等）ことから、バイデン政権による検閲だとしてバイデン政権を裁判に訴えていた。 　その裁判の中で政府による検閲の実態、指示の流れなどが明らかにされ政府の検閲に対する裁判継続可の決定を得たようだ。 　最近になりマイク・ザッカーバーグが検閲をやっていたことを認め悔いる発言をしたこともこの裁判と関係がありそう。さらにはアリバイ作りも垣間見える。 　タッカー　：　検閲をして民主主義が成り立ちますか？ 　RFK Jr.　：　そんなことはできない。 検閲と民主主義は両立できないということはみんな知っている。 全体主義への第一歩は検閲だと ソルジェニーツインなどが言っている。 そのことはアメリカの学校でも教えてきたことだ。 民主党副大統領候補の ティム・ウオルツは何が言論の自由で守られるか決めるのは政府の権限だ、 都合の悪い意見や間違った意見は言論の自由の対象外だと言っているが、憲法にはそんなことは書いてない。 　タッカー　：　その通りです。 しかも現在彼らが定義する誤情報とは彼らがやっていることを批判する意見とされています。 その意味ではバイデン政権はフランスの マクロンによるテレグラムの創設者 パベル・デュロフの逮捕に力を貸していますね。 それこそ全体主義の目印の様に見えます。 　RFK Jr.　：　その通り。もう欧州では言論の自由は失われた。 イーロン・マスクに対し何が起こっているかご覧なさい。 彼の Ｘ は言論の自由を許容している唯一のプラットフォームだから彼は悪者にされているのだ。 言論の自由を無くすれば信念や理想の基礎となる情報を失わせることができるからだ。 　タッカー　：　投票の基礎情報も制約されますね。 　RFK Jr.　：　政府は投票者に悪影響を与える危険な情報が入らないように防御する義務があるという思い上がった考え方だ。 その考え方は人々の考えを操作しようという悪巧みでもある。それこそ民主主義の対極にある考え方だ。 今の民主党には（党のやり方を）批判する人は一人もいないという事にはびっくりする。 私がトランプ支持に回った時には民主党の多くは私に敵意を向けた。 トランプが１月６日に起こした事件は許せないと。 私もトランプが１月６日にやらかしたことは非難されるべきだと思うが、アメリカの建国の理念への脅威となることがなされた かといえばそうではない、ということが民主党員にはわからない。 政府が人民の言論や政治的意見を検閲することの方がずっと脅威的だ。 　タッカー　：　民主主義の考え方の中核にあるのは言論の自由です。 　RFK Jr.　：　その通りだ。 リベラルという言葉の意味は自由な言論という意味だ。 先週、私は ケネディ対バイデンの訴訟に勝利した（政府の検閲に対する裁判継続可の決定プラス差し止め命令）。 この訴訟は二組の訴訟の一部。 一つはミズリー州、ルイジアナ州司法長官が持ち込み、もう一つは私が持ち込んだもので、どちらもバイデン政権の言論の検閲に関するものだ。 州の提訴は最高裁まで行ったが、州の司法長官は直接の被害を受けていないということで門前払いされた。 私の場合は連邦裁判所の ドティ裁判官が審議し、バイデン政権が行っている検閲の差し止め命令を出してくれた。 この政府による言論検閲を行っていたのは、FBI、CIA、DHS （国土安全保障省）、IRS、CISA（サイバーセキュリティ／インフラ安全保障庁：検閲の親分）、CDC等だった。 彼らが様々な SNS にアクセスし投稿を検閲、削除、変更できるポータルサイトをホワイトハウスが提供していた。 そして私のインスタグラムの口座を撤去させていた。 私のフォロワーは約百万人いた。 彼らは私が誤情報を流していたからだと主張していたが、どの部分が具体的に誤情報なのかは示せなかった。 フェイスブックがホワイトハウスに反論し、誤情報というがそうではない、事実に間違いもない、と言ったが、 政府がそこで対策として新しい言葉を発明する必要ができた。 mal information （悪意のある情報）という言葉だ。 事実に間違いはないが政府にとり都合の悪い情報を検閲するために作られた言葉だ。 それで、disinformation 、misinformation、mal information　と言葉が変わっていった。（のでそれに従ったと） 　タッカー　：　それは嘘ですよね。 　RFK Jr.　：　彼らは皮肉屋でひどい連中だ。 彼らは自分達がやっていたことは違法なことと認識していたが猛烈な政府の圧力にさらされていたと。 フェイスブックだけでなく全ての SNS が政府の諜報機関から脅しを受けていたと。 検閲に協力しないのならば彼らに与えられた特権230項 （投稿に責任を負わないで良く訴訟されない特権）を剥奪すると。 民主党に都合の悪い政治的な批判を検閲しなければ特権を剥奪すると脅されていたという。 　タッカー　：　それは犯罪行為ですね。犯罪そのものです。 　RFK Jr.　：　憲法修正第１条言論の自由に違反する犯罪そのものだ。 私の考えは誰かが犯罪を犯したらそれが民主党員であれ共和党員であれ等しく社会人として犯罪の責めを負わねばならないということだ。 　タッカー　：　インターネットを使うコストはどの程度だと思いますか？ タダだと思いますよね。 グーグルも フェイスブックも インスタグラムもみんなタダだと思いがちですよね。 でもここにはトリックがあります。タダなものなどないのです。 実際あなたのデータが対価になっているのです。 あなたがオンラインで行う全てのことは見られており、そのデータは企業だけでなく政府にも外国の政府にも売られているのです。 オンライン活動のプライバシーを守る方法としては暗号化があります。 強力な暗号化をすればあなたのプライバシーを敵や自分の政府等から守ることができます。 Express VPN を使えばオンライン条の行動を 100% 暗号化したサーバー経由とすることでプライバシーが保護されます。 私は市民の自由を信じていた民主党の人々が、政府は政敵を訴追して彼らを黙らせることは構わないと思う様になったのか不思議でなりません。 彼らはどう考えているのでしょうか？ 　RFK Jr.　：　そのことは私も大いに考えてきたことだ。 それは人々がどのカテゴリーに属するかで自らの居場所を確認する種族主義に繋がることだろうと思っている。 イデオロギーであれ宗教であれ正統派が人気がある理由でもある。 　タッカー　：　 長年民主党員であったあなたが行える最も過激なことはトランプを支援することです。 ということは政治的な計算、イデオロギーの計算、個人的な打算があるでしょう。 ですから一度あなたがそれを実行したということは乗っていた船を燃やした様なもので 10年前の場所には戻らないという決断だと思います。 個人的にはどれほど困難な決断でしたか？ 　RFK Jr.　： 　私にとっては明らかな決断だった。 そうであるべきだったのだが、実際には非常に困難な決断だった。 私が一番心配したのは妻のシェリルのことだった。 彼女は上流階級の出身ではなく貧しい家庭の出身で頑張って這い上がってきた人だ。 民主党と最も関係が深い産業のフロリダ育ちで生涯民主党員だった。 民主党の大事にしてきた価値観も共有してきた人だ。 だからもし彼女が反対したら私は決断しなかっただろう。 だが彼女がそれを乗り越えて賛成してくれて喜んで支えてくれたことにとても感謝している。 我々は ハイアニスポート （マサチューセッツ州のケネディ家のリゾート地） で 4日間の家族会議を開催した。 叔母さんも子供たちも入れて親しい宗教関係者も入れての家族会議だった。 皆我が国のことを深く憂えている人たちの集まりだった。 結局、選挙キャンペーンのスタッフの計算が私を説得することになった。 つまり、内部で行なった世論調査によれば民主党員の 57～60%、場合によっては 66% をカマラハリスが獲得するだろうということだった。 私のフォロワーたちは、もし私が選挙戦を撤退すればトランプに投票すると言ってきた。 そして民主党は過去 70年間私の知っている人物全てに電話かテキストでインタビューしてきた。 　タッカー　：　 彼らがそれをやっていることは事実として知っていますよ。 　RFK Jr.　：　 リズ・スミスという責任者のもとで多くの人がそのインタビューをやっていた。 具体的には、どんなことでも良いから私についてのネガティブな印象や情報があれば教えてほしいと聞き回っているそうだ。 　タッカー　：　 一体どんな口実でその様なことをやっているのですか？ 　RFK Jr.　：　 私を大統領候補から引き摺り下ろしたいということのようだ。 とても民主主義的ではない。 　タッカー　：　 その手口はマフィアの手口ですね。 　RFK Jr.　：　 そうだが何だか 気味が悪いのだ。 賢くもない。 実際私は民主党を助けていたことになるのだ。 もし彼らが私に対するネガティブキャンペーンをやらず私が民主党外の候補で居続けたら彼らは多分選挙に勝っていただろう。 そして私の存在がトランプに不利に働いていたからトランプは民主党のネガティブキャンペーンに何もしなかった。 　タッカー　：　 あなたが選挙戦を降りたからもうそんな嫌がらせもしなくなるでしょうね。？ 　RFK Jr.　：　 責任者の リズ・スミスを何か別のプロジェクトに回すのかどうか自分はわからない。 　タッカー　：　 リズ・スミスはそんな胸糞の悪いことをすることをどの様に正当化するのでしょうかね？ 彼女は馬鹿ではないですがうんざりさせられる話ですよね。 あなたは話題の多い人生を送ってこられましたよね。 それを大勢の調査員を使って穿ればーーー 　RFK Jr.　：　 私は注意深い人生を送ってこなかったからな。 馬鹿げたことはたくさんやってきたが盗みのように犯罪になることはやってこなかった。 　タッカー　：　 無意味な外国との戦争で一儲けしたことはありませんか？ 　RFK Jr.　：　 ないね。 　（宮崎正弘のコメント）　はじめて知る民主党上層部の凄まじい権力闘争の実態、それにしてもタッカーの質問もじつに即妙ですね。 　タッカー　：　人々の体に薬物の注射を強制したことはありますか？ 　RFK Jr.　：　そんなことはしたことはない。 そうかあなたの質問の意味がわかってきたぞ。 私が大統領に立候補したのには三つ理由がある。 外国でなされている無意味な不正義の戦争をやめさせること、現在行われている言論検閲をやめさせること、子供たちに蔓延している慢性病から子供たちを守ること、 この三つを実現するために私は立候補した。 私は現在 70歳だ。 今後 8年間で子供達の命はどんどん危険にさらされる。 カマラ・ハリスが大統領を 8年続けると私がそのことに何かできる機会は殆どなくなってしまう。 現在 FDA は プロセスフード産業、化学品業界、薬品業界に絡め取られ癒着し腐敗している。 テレビショーの カーリー・ギャロウェイによれば、これらの業界に取り、病気の子供ほど儲かるものはないそうだ。 保険会社、病院、医療カルテル業界、医薬品会社は生涯年金をもらっている様なものだ。 だから早い段階で病気になった子供は決して死なせたくない、生涯に渡り病気でいてくれるのが一番の儲けに繋がるのだという。 そして現在では全ての世代においてその傾向がある。 私の伯父が大統領の頃は慢性病の患者は人口の 6%だった。 それが現在では 60%に増加している。 伯父が大統領の時代に慢性病に掛けていたコストは ゼロだったが、今では 4兆3000億ドルに増加している。 　タッカー　： 　あなたの伯父さんが大統領の時代自閉症の子供の割合はどの程度でしたか？ 　RFK Jr.　： 　いくつかの研究がある。 25人に 1人、1500人に 1人、2500人に 1人、10,000人に 1人説がある。 実際は 1500人から 10,000人に 1人の間だったのではないか。 それが現在ではCDCによれば 34人に 1人、カリフォルニア、ユタ、ニュージャージー州などでは 22人に1人となっている。 この子供たちは症状の度合いにより手助けが必要になり、ひどいケースでは言葉が喋れない、排泄が自分でできない、頭を壁にぶつけるほどの障害の子もいる。 彼らは生涯野球もできない、高校も卒業できない、外出もできない子供達だ。 　タッカー　： 　それは緊急事態の様ですね。 　RFK Jr.　： 　私にとっては緊急事態だ。 私は今 70歳だがその様な状態で生まれないように一人でも救うことができたら自分の人生をかけた甲斐があるというものだ。 そういう状態で生まれる子供がいなくなるのであれば自分は文字通り人生をかけて何でもやる。 （中略） 既出要約：　トランプ大統領が暗殺未遂された 3時間後にトランプ側から連絡があり、翌日会談することになった。 彼は非常に明け透けだったので興味深い会談になった。 彼は ジョン・ボルトンやマイク・ポンペオを閣僚に入れたのだからネオコンが嫌いだとは知らなかった。 彼は多方面に興味があり知識も豊富だった。 言論の自由を守る事など共有できる課題もあった。 その場では一緒に組まないかという話はなかったが、自分の大統領の可能性が消えたのでそこで私は自分の選択肢を考えてみた。 　　カマラ・ハリスは RFK Jr. との会談を拒否 　RFK Jr.　： 　そこで カマラ・ハリスの選挙陣営に連絡し、彼女と会えないか打診した。 候補者名簿は空欄だったからだ （恐らく副大統領候補のこと）。 私の親戚を含め、彼女と民主党内で個人的に親しいたくさんの人々を通じて打診してみた。 でも皆が異口同音に言うことは見込みはない、と言うことだった。 彼女があなたと話をすることは全くあり得ないと言う返事だった。 選挙陣営の下の者なら会えるかも、と言うことだったが私には興味はなかった。 　タッカー　： 　それは興味深いですね。 どうしてカマラ・ハリスはあなたと会おうとしなかったのですか？ 　RFK Jr　.： 　彼女がメディアのインタビューを受けない理由と同じだと思う。 彼女の周りにはたくさんのハンドラー（調教師）が付いているのだと思う。 民主党の人に、メディアとのインタビューすらできない人物を大統領に選んで良いのかい？と聞いた。 すると、大統領候補個人を選ぶ選挙ではない、その周辺の人物を含めた機関／組織を選ぶのが大統領選挙なのだ、と言われた。 その組織を動かしているのは アンソニー・ブリンケン等 ネオコン達だ。 彼らが第三次世界大戦を目論み、言論検閲をホワイトハウスから指示していた連中だ。 彼らは予備選挙もまともに実施せず私を候補から追い出した連中だ。 アメリカの民主主義というものがこんなものになっているとは！　よしわかった。前に進もうじゃないか。（中略） 　（宮崎正弘のコメント）　このあたり、まったくの秘話といってもいいですね。 カマラ・ハリスが操り人形だということもよく了解出来ます。 　タッカー　： 　あなたのシークレットサービス警護の要請をバイデン政権は拒否し続けあなたは 15ヶ月シークレットサービスの警護なしで選挙戦を戦ってきました。 でもトランプ暗殺未遂の後急遽シークレットサービスの警護をあなたにつけたのに、 あっという間に彼らはシークレットサービスの警護を引き揚げたというのは本当ですか？　　 RFK Jr.　： 　そうだ。 　タッカー　： その一方で トニー・ファウチには シークレットサービスの警護が付いています。 彼はもはや連邦政府の職員でもないのにです。 元 CIA長官の マイク・ポンペオにもシークレットサービスの警護が付いています。 なのにあなたには警護が付いていません、どうしてなのですか？ 　RFK Jr　.： 　私は 40州ほどでは大統領候補となっており、厳密にいえば選挙戦を撤退したわけではない。 知っていましたか？　 　タッカー　： 　知りませんでした。 それであれば尚更、ファウチやポンペオが受けているシークレットサービスの警護を受ける理由になりますよね。 連邦政府の職員でもない人物が警護されているのにあなたから警護が引き揚げられた、どういうメッセージでしょう？ 　RFK Jr.　： 　連邦政府の法執行機関を武器として政敵への攻撃に使うという悪いメッセージに見える。 私の父が 1961年に司法長官に就任した時に、彼は司法省の幹部を全員大きな自分の執務室に集めこう言った。 「これから一つのルールを示す。 それは我々の仕事には政治を持ち込むなということだ。 被告が民主党か共和党かは決して聞いてはならない。 司法省は法律の執行機関であり、政治的な嗜好や偏見に左右されないということをアメリカ国民にわかってもらう必要がある」と。 彼は私の母方の叔父も反トラスト法で起訴した。 法律の適用に偏りがあってはならない。 偏見があってはならない。 だが我が国では今それが失われつつある。 バイデン政権になりそれが加速された。 2020年の選挙直前になり ハンター・バイデンのノートパソコンの不祥事が暴かれたが、 バイデン選挙陣営幹部だった ブリンケンが ジーナ・ハッセル CIA長官のところに駆け込み助けを求めた。 するとハンター・バイデンのノートパソコンというのは ロシアによる選挙干渉の一環でガセネタだ、という嘘の書類を作り CIAの現職、前職の幹部 51名に署名させたものを新聞に公表させた。 大統領討論会でもバイデンは、あれはロシアのガセネタだと CIAが蹴飛ばしたことで終わった話だと嘘を言った。 このことは大統領選挙に大きな影響があったと思う。 CIA が選挙干渉したということだ。 　タッカー　：　 もしあなたに ＣＩＡ長官就任要請があれば受任しますか？ 　RFK Jr.　：　 受任するが、私は上院での承認を得られないだろう。 ご存知の通り諜報機関は上院や下院の途轍もなく強力な委員会に守られている。 その委員会に就任する議員は諜報機関の長官職の守護神だ。 彼らにとって私は危険人物と見做されるだろう。 　タッカー　：　 でも、あなたが金曜日に登壇した時にトランプ大統領は、もし大統領に就任したら 1963年の JFK 暗殺事件の機密資料を機密解除し真相を究明する委員会を立ち上げると公言しました。 そして今では皆が真実を知っていると思います。 少なくとも CIA が何らかの関与をしたことがその機密資料の中に書かれているだろうということを。 　RFK Jr.　：　 彼らが関与していたのかどうかに関わらず、彼らは資料を公開させてこなかったということはおかしな話だ。 伯父が暗殺されてから 60年以上が経過し、今では事件に関与した人は誰も生きていない。 最後まで生きていた人もこの 1～2年で亡くなった。 だから （個人を守るのではなく） 明らかに組織を守る力が働いている。 それは良くないことだ。 民主党にとっても共和党にとっても良くないことだ。 　タッカー　：　 過去 60年に渡りどちらの党の大統領もその書類を機密解除してこなかったというのは興味深いですね。 　RFK Jr.　：　 私もそう思う。 トランプ大統領は選挙の公約にしたのに機密解除しなかったのには驚いたよ。 　タッカー　：　 それを言ったのは マイク・ポンペオでしたよ。 　RFK Jr.　：　 そうだったね。 今週トランプ大統領と初めてその件について話した。 彼によれば マイク・ポンペオが電話してきて、あれを機密解除すれば大惨事が起こることになる。 だから機密解除しないほうがいいと言ったそうだ。 　タッカー　： 　私は マイク・ポンペオは 犯罪者だと思います。 彼はそのことを言ったらお前を訴えてやると言って私を脅しました。 彼がそうすれば良いのにと思います。 なぜなら真実なのだから。 何故 CIA が機密解除したがらないのか、なぜ私を脅すのかということが全てを物語っていますよね。 彼らが暗殺に何の関与もしていないのなら何故なのか。 　（宮崎正弘のコメント）　まずＣＩＡ長官に指名されたらＲＫＪは「引き受けるが、上院は承認しないだろう」というのは暗澹たる見通しですね。 　それなら司法長官も指名承認が難しい。 上院で共和党が過半数を取れば別の話ですが。。 　もう一つ、ポンペオがタッカーと揉めていたこと、はじめて知りました。 もし、そうなら彼の閣僚復帰はなさそうですね。 　なにしろポンペオは日本製鉄のＵＳスチール買収でロビィを引き受けたのですから、自ら復活の道を塞いだとも解釈できます。 　RFK Jr　 :　 環境保護の問題にしろ共和党でも民主党でも変化が起こりつつあるが、 海上での風力発電や二酸化炭素の回収プロジェクト等のように本質を離れて一部の企業や金融機関を儲けさせる方便になっているものもあり、 今後も調整が必要なものもある。 私が目指している環境保全とは、自然界の生きとし生けるものを守ること、子孫の世代に有害な毒を残さないことなのだ。 タッカー　 ：　 あなたは劇的な発表をなさいましたが、これから大統領選挙までどの様にして過ごしますか？ RFK Jr. 　：　 トランプ大統領が当選するように力を尽くすつもりだ。 選挙キャンペーンにも参加する。 政策協議も一緒に行う。 私は 政権移行チームに行き、新政権の運営を行う人材の選別にも協力する様に言われた。 それは楽しみだ。 勝利に向けて戦うが、もし負けたらどうなるかはわからない。 　タッカー　 ：　 政権移行チームには私が知っている人も多数います。 もしトランプが負けて カマラ・ハリスが大統領になったらどうなりますか？ 　RFK Jr .　：　 それはわからない。 それは考えたこともなかった。 その時はその時だと思っている。 今やっていることを続けるだけのことだ。 毎朝起きてその日にすべきことをやって、その繰り返しだ。 何も危機的なことじゃない。 全てのことはやらなくちゃならないことだ。 私は幸せな兵卒みたいなものだよ。 自分が何をしなくちゃいけないかわかっているのでそれを毎日やるだけのことだ。 　タッカー　 ：　 ロバート・Ｆ・ケネディＪrでした。 ありがとうございました。 誠にありがたいお話でした。 　RFK Jr. 　：　 こちらこそ有難う。（終） 　　　読者の声 　（SSA生） 「費府の飛行士」様の 「RFKJ と タッカー・カールソンのインタビュー記事」 には本当に驚かされるばかりです。 この内容ならば、日本の新聞の全てが第一面のトップ記事に充てても決しておかしくはないのに、 なぜ、日本のマスメディはかような情報を全く取り上げないのか不思議です。 そこまで日本のマスコミは産経を含め 「反トランプ」 に染まっているのでしょう。　 「費府の飛行士」様に、感触だけでも教えていただきたいのですが、このRFKJとタッカー・カール ソンインタビュー記事を一般のアメリア人はどの程度読んでいて、 どの程度記事の内容を信じているのでしょうか？ 日本に流れてくる記事は 「概ねハリスがトランプ支持を若干上回っている」という報道ばかりですが、 半分はRFKJとカールソンの言うことはデタラメと思って居るのか？ 日本の本屋にもちらほら 「なぜトランプは意外に強いのか？」みたいな本が出て居ますが、 その内容は概ねトランプが案外人気がある現象を 「一種の集団的な精神の病的現象」として分析をしているきらいがあります。 つまり民主党は 「健全で、正しいことをしている民主主義を大切にしている組織」という見方をしています。 　　タッカー・カールソンのＲＦＫＪインタビュー記事とメディア報道の信憑性　（日本では報道されていない） 　　（費府の飛行士） （SSA生） の 標題のご質問についての直接的な回答は持ち合わせませんが、以下の事実をもとにご判断下さい。 タッカー・カールソンはこのインタビュー動画を Ｘで発信しその再生回数は ６．３百万回、彼のフォロワーは 13.7百万人。 彼の Ｘアカウントには字体から見て若い女性と思しき人物からの手紙も紹介されています。 自分はずっと民主党贔屓でタッカー嫌いだったけどこの動画を見て自分が間違っていたことを認識したというものです。 因みに ＣＮＮの視聴者数は平均で約 0.７百万人、三大ネットワークの平均視聴者数は合計で ４百万人。 どちらも 2023年の数字で 低下傾向 （ニールセン）。 日本と比べて多いでしょうか、少ないでしょうか？ 三大ネットワークは第二次世界大戦当時の戦時情報局のベテランが設立したもの。 目的は言わずもがな。 1950～ 70年代には CIA による モッキンバード作戦による全ての 主要メディアに対する情報統制体制 が整備された。 これが加速されたのは 1963年の JFK 暗殺事件の銃弾複数説を陰謀論と全てのマスコミに一斉に報道させ、 「陰謀論」と聞けば皆の頭がフリーズし自分で考えなくなる仕組みが完成。 （機密解除された CIA の司令書には、「批評家は往々にして彼らの知的プライドの誘惑に弱い（からそこを上手に突くこと）」とまで記されています。 https://archive.org/details/CIADOC1035960 安倍元総理の暗殺事件を当地では assasination （暗殺）と報道したが日本では主要各紙が 「安倍元首相撃たれ死亡」と全く同じ言葉で一面の同じ場所に記事を掲載。 トランプ大統領の暗殺未遂事件では当初はアメリカも日本も「暗殺」という言葉を使わず「倒れた」の様な表現を使用。 報道の統制、検閲の実態については タッカー・カールソンがマイク・ベンスにインタビューしたものがあまりに長かったので嘗て要約してここにも投稿しました。 全文訳はナニワの激オコおばちゃんが掲載して下さいましたので是非ご覧下さい。 https://naniwakawaraban.jp/2024/08/04/cia も FBI も、寄ってたかってトランプさん潰しをして/ 日本はこれらに加え GHQ による日本洗脳プログラム WGIP があったことはもう多くの人が知る様になりました。 その中の一つに プレスコードがあったことも。 このプレスコードは日本のメディアにはもう効力がなくなったのでしょうか？ 2016年 の大統領選挙では 宮崎さん他ごく少数の方を除き 外務省はじめ日本の殆どの方が騙されました。 日本のマスコミが国民を騙していたからです。 2020年 はもっと酷かったのですが同じく大勢の日本人が騙されてしまいました。 歴史から学ばない者は何度でも手痛く打たれると言います。 2024年も多くの人が騙されるのでしょうか？ 彼らは 「日本人は信じやすいから騙すのは簡単」 と思っているでしょうが、目が覚めて洗脳箱から頭を抜け出した日本人の怖さを知らないのかもしれません。 他人は騙さないが騙されたと知ったら日本人は団結して徹底的に彼らに反撃することを。 　　　「メディアからの抜粋」 へ戻る