　　　血まみれの道化師: ゼレンスキーの権力への階段　　　　 Sputnik 国際版　　　　　（読者の声　PB生、千葉)　　2023/5/21

　ゼレンスキー来日に合わせてSputnik 国際版にはこんな記事が掲載された。
　　【血まみれの道化師: ヴォロディミル・ゼレンスキーの権力への階段】
　　　https://sputnikglobe.com/20230520/bloody-jester-volodymyr-zelenskys-rise-to-power-1110465049.html

ウクライナは、蔓延する汚職、国内の政治抗争、ウクライナ東部と中部で市民を恐怖に陥れた超国家主義者の恣意性に苦しんでいた。
キエフのロシア嫌いの議題、ロシアとの経済関係の崩壊、ミンスク協定を遵守しドンバスでの敵対行為を終わらせようとしない姿勢に、国民は疲弊していた。
モスクワ国立研究所メディア・コミュニケーション・視聴覚芸術学部長のユーリ・コット氏によると、
人々はまず第一に犬の後ろ足のように曲がっていて、盗みをしており、嘘つきである既成の政治家たちにうんざりしていた。
(ゼレンスキーは) 平和の大統領として、ドンバスとウクライナ全土に平和を約束する人物としてやってきた。
彼がウクライナ語からロシア語に切り替えて、「ウクライナ東部の人々は我々の同胞だ」
「彼らは他のウクライナ人と同じように我々にとって大切な人たちです」と言った。
でも、それはただのポーズだった。そして、彼らはそれだけを約束した人物に投票したのだと思う。

ゼレンスキーは興行師、俳優、コメディアンとして脚光を浴びたが、その成功の多くはロシアと、
このような大国で人気を博すことによる経済的利益に負うところが大きい。
1998年、ゼレンスキー率いるクリヴォイ・ログ国立大学のコメディチーム「Kvartal 95」は、
ロシアのテレビ番組 KVN 「The Club of Jolly Quick Wits」でデビューを果たし、ソ連以後の国々の大学生が知恵比べをする番組で成功した。
ゼレンスキーのチームは 2003年まで KVNの最高峰リーグで活躍した。
その後、彼はウクライナとロシアの視聴者向けにさまざまな番組やシリーズを制作し、俳優、脚本家、プロデューサーとして活動し、かなりの人気を博した。
「私たちは、祝賀会の共同開催を皮切りに、さまざまな場面で顔を合わせました」とコット氏は振り返る。
「それに、私たちは友人でもありました。もちろん、共通の友人もいましたし、ときどき一緒に休んだりもしました。
ゼレンスキーは、とにかく隠された意図を持っている人だった。
ある番組の司会をしたとき、「ウクライナで最も人気のある番組」という非公式の投票があり、視聴者が私の司会した番組の名前を挙げたエピソードを覚えています。
そのとき、目の端に彼の視線があった。それは鋭く、冷たい視線でした。この男は明らかに嫉妬深い。
それでも、羨むようなことは何もなく、いつも人気のある番組を持っていた。
しかし、これが成功に飢え、それに執着する彼の正体なのだ。

ウクライナの政治家で最高議会元首相のオレイニク氏は、ゼレンスキーの第一印象が攻撃的でない好人物だったと振り返り、
『静かな犬、静かな水に気をつけろ』と言われるのは偶然ではないと述べている。
「ゼレンスキーは変装の達人だ。今、彼はこの悪魔的な性格に深く入り込み、世界中が自分の話に耳を傾けていると信じている。
ローマ法王や他の人々に対する彼の粗野な振る舞いは、この俳優の【スターダム】病の兆候である。
「彼は裏口から政治に参加した」と元市長はスプートニクに語った。
「レーガンはアメリカ国民にとって偉大な俳優だった。彼は知事でもあった。レーガンはアメリカ国民にとって素晴らしい俳優だったのです。
しかし、このような比較は不適切です。
ゼレンスキーはステージの上だけで、冗談を言い、ウクライナを馬鹿にし、ヨーロッパの売春婦などと呼び、
国のシンボルについて多くの人が許さないようなジョークを言ったのです。そして、そのまま大統領に就任した。
彼は国会議員でも市長でもなかったので、人々は彼の行動で判断することができた。ジョーク以外、何ができるんだ？」。

現在でも、彼は本気のウクライナ大統領ではなく、その役を演じているだけだとオレイニクは指摘する。
しかし、以前は彼のジョークに人々は泣くまで笑ったが、今は血の涙を流している、とウクライナの政治家は付け加えた。
「彼は、彼の前に存在した体制、ロシア恐怖症の体制、人間嫌いの体制、悪魔崇拝の体制に適応するために巨額の金を提供された。
彼はそれを受け入れた。銀 30枚で魂を売った。
「銀 30枚はある人にとってはお金であり、ある人には名声であり、権力だという人もいる。ゼレンスキー氏はその 3つをすべて兼ね備えていた。
したがって、彼は単に選択の余地があり、この黒い面を選んだだけだ」とコット氏は指摘する。
「彼の薬物中毒は明らかなので、彼は依存的な人間として、世界的スターであるという事実から普遍的な幸福感を感じているように私には思えます」
とグルシェフスキー氏は語った。
「ロックオペラ『ジーザス・クライスト・スーパースター』があった。そして今、ゼレンスキーは世界勝利の瞬間を迎えている。
彼は世界を旅し、定期的な軍事援助、融資、資金の提供を求めている。そして彼の情熱は世界フォーラムで講演することだ」
それが何であれ、ワールドカップだろうが、ユーロビジョンオスカーだろうが、カンヌ映画祭だろうが、そんなことは関係ない。
彼に機会を与えれば、どんな小さな町のフォーラムでも話す準備ができているだろう。

「彼は実は小心者で、一番鋭い道具でもない」とコット氏は言う。
「彼は安定した知識体系を持っていない。彼は本当に無知だ、絶対に無知だ。精神的な基盤がないのです。
彼は以前から、自分は実は不可知論者、あるいは無神論者であると言っていた。
(...)彼は魂の中に神を持たず、知識もない。それに、彼は悪癖のある男だ。ほら、彼は麻薬中毒者で、コカインを嗅いでいる。
女と男を同時に好きになる。金と酒には相当な依存症がある。悪癖はたくさんあるが、彼は単に楽しむために自分の中に入れているのだ。
当然、そんな人はあっという間に豚になる。これが、実際に起こったことなのです。

オレイニク氏も「彼には今後良いことは何も期待していない。なぜなら彼はすでに後戻りできない地点を越えて遠くまで行ってしまったからだ」と同調した。
「(ウクライナの) 5月9日の戦勝記念日を中止できるのはファシストだけだ。ただの裏切り者ではなく、ファシストなのだ。
そう、彼は祖父をも裏切ったのだ。私たちは、(第二次世界大戦で) 赤星勲章を 2度授与された (彼の祖父) セメン・ゼレンスキーを尊敬しています。
そしてゼレンスキーは彼を裏切った。彼は正統派を破壊しようとしている。これを敢えてやろうとするのは少数の人だけだ。
彼が破壊することはない、不可能なことなのだ。つまり、彼にはもう戻れないのです。彼の運命は非常に恐ろしいものになるだろう。
彼はあまりにも多くの悲しみをもたらし、人々は彼を許すことができないからだ。（記事ここまで）

ゼレンスキーがロシアの娯楽番組で有名になったとは知らなかった。
コカイン中毒の権力亡者であるゼレンスキーだが、G7に何をしに来たのか。
欧米はロシア分割の野望も取らぬ狸となりゼレンスキーなど不良債権だろう。
亡命先の押し付け合いでもするのだろうか。

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