| 悪のススメ 国際政治、普遍の論理 宮崎正弘 米国の治安を悪化させ麻薬を蔓延させるのは中国マフィアだが、裏で中国共産党と繋がっている可能性が高い。 米国境警備隊がカウントした中国人不法入国者は，2023年一年間だけでも 64,979人だった。 中国は強制送還に応じない。 米国西海岸から東海岸に至るまで、中国の組織犯罪が違法マリファナの大半を支配している。 中国マフィアは暴力、麻薬密売、マネーロンダリング、ギャンブル、銀行詐欺などあらゆる犯罪に手を染めている。 中国人移民の一部はメキシコ国境を越えて密入国したあと、柵や監視カメラ、銃やナタを持った警備員に囲まれた農場で、過酷な労働を強いられている。 中国の秘密結社に似た紋章を用い、中国の権力機構とは通じ合っているとの噂が絶えない。 米国議員50名は連名で「「中国共産党との潜在的繋がりを持つ者を含む」中国人が「全米で数千の違法マリファナ農場を運営していると伝えられている」と懸念を表明した。 アメリカへの不法移民の数はバイデン政権の４年間で1200万人以上と推定されている。 メキシコから陸路で国境を越える中国人は 2021年から 2022年にかけておよそ 50倍に急増した。 米国に密入国さえすれば、チャイナタウンに溶け込んでしまう。 偽造書類はお手のもの。 潜り込んでしまう。 日本と同様にアメリカでも不法移民が静かに"侵略"をはじめている。 日本は安保三文書でセキュリティ分野に踏み込んだなどと得意がっても、人員も予算も不足している。 加えて日本は、気象衛星、観測衛星、通信衛星を保有していてもスパイ衛星はない。 北朝鮮がミサイルを発射しても、米国からの情報と韓国の確認があって初めて知る程度、反撃能力どころか、敵情報の入手も周回遅れである。 まして最近の巡航ミサイルは、飛翔の途中で標的を変えることができる。 宣伝下手が日本の弱点 近代史の真実は、結局、日本は毛沢東の謀略にしてやられたと言える。 中国共産党が巧妙に仕掛けた謀略に日本が巻き込まれたのが日支事変だ （左翼歴史学者は、これを「日中戦争」と言う）。 ジェイソン・モーガン（麗澤大准教授）は指摘する。「中国では国際法や歴史は、政治の武器にすぎない。日本侵略者説を徹底論破、中国の真っ赤なウソを暴く必要がある」 中国共産党の狙いは、戦争を長引かせ、泥沼化させ、日本軍を疲弊させ、国民党が弛緩した隙を狙って中国共産党が天下を取る。 これが毛沢東戦略である。 蒋介石軍を「偽軍」とする歴史改ざんだ。 蒋介石軍たるや、度重なる猟奇的虐殺事件を起こし、休戦協定を平然と破り、欧米の協力を得た南京大虐殺などのプロパガンダ戦を展開した。 その背後に 蒋介石のしたたかな謀略があり、そのバックには アメリカがいた。 アメリカ人ジャーナリスト、F・ウイリアズの「中国の戦争宣伝の内幕」には「世界はこれら（中国）の非道行為を知らない。 もし他の国でこういうことが起きればそのニュースは世界中に広まったら、その空恐ろしさに縮みあがるだろう。 日本人は宣伝が下手で、自らの敵が世界で最強のプロパガンダ勢力であるのも関わらず、宣伝を無視するだろう」 （今でも世界中に建立されている慰安婦像建立という彼らの陰謀に無為無策だ） 国際的な反日プロパガンダ謀略を、中国ばかりか、米国が便乗し、英国が支援していたのだ。 フェイク情報、捏造記事には、米広報委員会が関与した。 ウイルソン大統領がつくった組織で、嘘放送の発信で戦況を有利に導き、国民を戦争に誤導した。 東京裁判では聞いたことがない嘘が、GHQによって後追いで語られ、反日のメディアが報じた。 目的は日本人が残虐だったと捻じ曲げて 「二発の原爆も正義の鉄槌だった」とされた。 中国が全く興味のなかった 「南京大虐殺」なるものをでっち上げた。 最初は 2万人の虐殺死体がごろごろしていたと 「朝日新聞」に書かせたが、それじゃ原爆の死者と勘定が合わないので死者の数を 10倍にした。 江沢民は日本の援助を狙って、さらに 30万人に嵩上し、南京にある出鱈目記念館を改装し、学生や軍の必見見学ポイントに指定した。 世界の現実は謀（はかりごと）の世界だ 今日本に必要なのは「悪(ﾜﾙ）の教科書 「孫氏」を再検証することだ。 日本が真似る必要はない。 ただし相手の戦術・戦略という、日本人の発想にない考え方を理解する必要がある。 日本の武士は 「孫氏」を読んでも、その合理的で非情な戦法に馴染めなかった。 謀（はかりごと）優先という戦闘方式は日本人の美意識とはあまりに乖離が大きい。 孫氏は具体的に 「道」を論じなかった。 日本の兵学者は、この 「道」に重点を置いた。 「兵は詭道なり」と孫氏は説いた。 「卑怯でもかまわない、奇襲、騙し、脅し、攪乱などで敵を欺き騙して戦う行為」 だと強調された。 謀を以て敵を破るのが 上策、軍事作戦での勝利は 中策、直接の軍事衝突や凄惨な犠牲を伴う戦闘は 下策だと言っている。 この基本に沿って中国は台湾に戦争を仕掛けているのである。 孫氏の謀略を進める中国の罠 「孫氏」は 陣形、用兵、戦闘方法などを述べ、最終章が「用間 （スパイ網）である。 スパイには5種あるという。 「因間」 は敵の民間人を使う。 「内間」 は敵の官吏、「反間」 は二重スパイだ。 「死間」は本物に見せかけた偽情報で敵を騙し、そのためには死をもいとわない。 「生間」は敵地に潜伏し、その国民になりすまし 「草」となって大事な情報をもたらす。 今の日本の 政 財 官界と メディアには 中国の スパイがごまんとうごめいている。 間接的に中国の利益に繋がる言動をする 財界人、言論人、特にメディアの 「中国代理人たち」はたくさんいる。 日本人の大きな勘違い 世界を動かすのは、軍事力と情報力 日本は軍事力を持たないのに （自衛隊は制約が夥しく手足を自由に使えない。世界の常識でいう軍事力ではない）、「主権国家」だと言い張っている。 国内に外国の軍隊が駐留しているのに 「独立国家」だと主張している。 不平等きわまりない 「法律」や 「協約」 「協定」 「条約」にがんじがらめになっている。 日本は平和憲法という名の 占領基本法 をまだ墨守している。 米大統領が来日するときは、厚木基地に降り立つ。 米軍基地に 日本の主権 は及ばない。 米軍の日本占領は続いているのである。 「世界一住みやすい日本」 を移民侵略しようぜ 日本支配を狙う中国共産党の先兵が 在日中国人、あるいはすでに帰化した 中国人工作員だ。 その数は、帰化人を除いても ７６万人！ 日本列島のあちこちに 「中国人居住区」がある。 中国の 「静かなる日本侵略」の現場に飛んで積極的な取材を重ねたルポは、佐々木類著 「移民侵略 死に急ぐ日本」 だ。 日本政府が推進してきた 移民政策の間違い、外国人土地所有法改正、改正入管法の問題点が浮き彫りになった。 中国の資本、土地買収を歓迎した日本人、中国からの移民を促進する日本政府。 日本が相手にしているのは「共産党の意向がすべてに優先する 「国家レベルの反社会勢力」 なのだ。 無国籍に陥り、国家利益を顧みない メディアがグローバリズムを煽り、それを真に受けた軽佻浮薄の 政治家は、中国企業系列にパーティー券を買って貰っていた。 「中国系移民は、移住先で出身地や家族単位で強い絆で結ばれた共同体をつくる。 自分たちが住んだ場所が 「中国である」 とばかりに受け入れ国の慣習に関心を持たず、聞く耳を持とうとしない例がある。 日本政府は枢要な官庁の機密データーがほとんど中国にハッキングされていると日本政府に 米国から警告 を受けた。 北朝鮮のハッカーの暗躍はよく知られるが、直近の情報では パキスタンのハッカー集団までが攻撃に最も脆弱な日本を狙いだした。 2023年10月に 自動車バネの大手メーカーの工場で爆発事故があり、トヨタへのバネ供給が止まった。 バネ一つでトヨタは8つの工場の操業を止めた。 1997年に アイシン精機工場が火災に見舞われ、トヨタの全工場が止まった。 2016年には 愛知製鋼で爆発事故があり工場が止まった 2022年には 小島プレス工業がサイバー攻撃を受け、トヨタの全 14工場すべてが操業停止となった。 悪のススメ - 国際政治、普遍の論理 - 宮崎正弘 世界を動かすのは仁でも信でも徳でもなく軍事力と情報力だ アメリカはなぜこれほど落ちぶれたのか 野心家（習近平とプーチン）が狙う次の覇権 『孫子』の謀略をすすめる中国の罠 お人好し国家・日本！お願いだから目を覚ませ！ プロローグ 中国ほど悪質な国はない ＡＩ時代の新しい陰謀のかたち＝「サイバー真珠湾」、「デジタル９１１」の脅威 しかし「内部の敵」がもっと深刻なのだ 第一章 アメリカはなぜこれほど落ちぶれたのか 建国二百五十年を迎えるが。。。。 米国の港湾ターミナルのクレーンは大半が中国製。スパイ機材が取り付けられていた 中国の若者の将来ヴィジョンは変わった ＴＩＫＴＯＫ禁止をめぐる攻防の舞台裏 情報と宣伝を握れ 第二章 中国もロシアもワルだが、米国も相当な悪党である モスクワのコンサートホール奇襲テロの背後にウクライナ？ 中国ハッカー部隊のすべてを米国は把握している トランプ再選をあの手この手で妨害する悪い奴ら モスクワの次の標的は米国か なにしろ宣伝下手が日本の弱点 第三章 欧米は第三次世界大戦をやらかすのか？ 疲れを待つのが中国 軍事戦略を知り抜き『孫子』の研究を極めた日本人は吉田松陰だった 台湾統一を上策、中策、下策のシミュレーションで考えてみる 『孫子』の謀略をすすめる中国の罠 第四章 日本人の大きな大きな勘ちがい 世界を動かすのは仁でも信でも徳でもなく軍事力と情報力だ 日本の仮想敵は中国、ロシアばかりか、アメリカだって潜在的な敵である ナワリヌイ死亡を米国は暗殺と断定し、ウクライナは「血栓」と確認した 「暗殺大国」＝ロシアだが、中国と比較すれば、やや「民主的」である プーチンにブレーンはいない ロシアの最新鋭武装ヘリコプターごとの亡命者はスペインで射殺されていた。 「ポスト・プーチン」は「民主化」する？ ゼレンスキー（ユダヤ人）のカソリックへの改宗は東方正教会への「裏切り」 “ハンガリーのトランプ”かく語りき アラブとイスラエル 「おんな戦争屋」は「ヌーランドのクッキー」 第五章 米国を筆頭に西側諸国の中国への壮大な誤解と過大評価 『風と共に中国を去りぬ』 中国経済は「ゾンビ・エコノミー」 ＧＤＰの三割水増しは中国の常識、それでも世界二位だが 「世界一住みやすい日本」を移民侵略しようぜ アメリカが中国を甘やかしたのだ 「パンダハガー」の大物キッシンジャー神話が消えた 第六章 世界中で怪しくて妖しい出来事 軍事政権のミャンマーで本当は何が起きているのか？ 麻薬王 中国人マフィアが跳梁跋扈していた アルメニアを棄てたロシア あの強欲・中国から毟るつわもの 中国、ブータン国境に三つのムラを建設、スリランカから南太平洋まで触手 インド外交の快挙。カタールから死刑判決のインド海軍退役軍人８人を奪還 イタリアも中国に「さようなら」 第七章 野心家（習近平とプーチン）が狙う次の覇権 プーチン大統領はアメリカを本当に動かしているのは誰かを把握している ソ連が崩壊したのになぜＮＡＴＯは存続し、拡大しているのか？ 中国とロシアがハッカーの元凶である ワルも落ちた債務の罠 ＥＶの黄昏、スマホ市場の激変 エピローグ 米国で現代版の南北戦争がホントに始まった ささくれ立ち、いがみ合いから、まもなく暴力による決着となる 南部諸州がバイデン政権の移民政策に叛旗ーーシン南北戦争が始まった スマホもＴＩＫＴＯＫもこどもたちのメンタルヘルスに悪影響があると訴訟沙汰に 「書棚」 へ戻る |